マニアは機械式時計のどこを愛している?計時機能を超越した時計のファッション性とは

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機械式時計にはストーリーがある

マニアが機械式時計に見出す魅力の一つに、「時計のストーリー」があるようです。つまり、機械式時計の製造年、設計者、そして誰のために作られたのか、などといったものです。例えば、パイロットウォッチはもともと空軍用に作成された機械式時計ですが、航空用の計算尺がベゼルに搭載されていたり、瞬時に時刻を確認できるよう、視認性の高められたダイヤルやハンドが採用されていたりします。こういったデザインを眺めては、かつてパイロットが時計と共に空を飛んでいた姿を想像しているのです。

また、製造年が重要視されているのは、機械式時計が主流だったころの「復刻版」が人気を博していることから窺えそうです。機械式時計は、13世紀の発明以来、20世紀にクォーツ時計が現れるまで広く使われ、世界コンテストも開かれていました。だからこそ、歴史を感じさせるビンテージ時計が使用者の心をくすぐるのでしょう。私たちも、ビッグベンなどの古く威厳のある時計台に、歴史と魅力を感じますよね。

マニアが意識するのは自分との釣り合い

こうして、機械式時計を眺めては歴史や仕組みに思いを馳せるマニアの人々は、ある意味ファッションとして時計を身につけているといえるでしょう。そして、時計選びにおいて気を付けていることに、「自分に似合う時計か」といったポイントがあるようです。具体的には、時計のスタイルが服装の嗜好にマッチしているか、また、派手さの度合いが自分の職業や性格と釣り合っているかといったことです。気に入った時計を見つけても、それを身につけている自分をイメージできなければ買わない方もいらっしゃるようです。機械式時計の愛用者は、「想像」を大切にする方が多いのかもしれませんね。

グランドセイコー(Grand Seiko)は、日本有数の腕時計メーカーのセイコーウォッチが1960年に立ち上げた、最高級腕時計ブランドです。